分割払いとどう違う?返済のコツは?リボ払いを賢く使う方法
クレジットカードの支払いで、リボ払いを使っていますか?「分割払いとどう違うの?」という疑問もごもっとも。分割払いに比べてやや新しい支払い方法です。違いがよくわからないという疑問から、どんな場面で便利に使えるのかなど、利用の際のメリット・デメリットも含めてご紹介します。
目次
「リボ払い」と「分割払い」の違いはなに?
「リボ払い」の仕組み
リボ払いは、「リボルビング払い」の略称で、英語のrevolve(回転する)からきています。実際には、クレジットカードの利用金額にかかわらず、支払い金額を一定にする支払い方法です。クレジットカード会社ごとに仕組みがそれぞれ違いますので、ご利用中のカードの会員規約などで確認してみましょう。
「分割払い」の仕組み
クレジットカードの分割払いとは、支払い金額を、指定した回数で返済する方法です。毎回の支払い金額は、買物の利用額+分割払い手数料になります。ですから、支払いは毎回同額を払います。利用代金100円あたりの分割払い手数料の額(円)は、支払い回数によってカード会社が決定しています。
リボ払いと分割払い表にしてまとめてみると、以下の通りとなります。
結局、どちらの支払い方法を使えばいいの?
状況に応じて上手く使い分けることが重要!
分割払いもリボ払いも手数料がかかりますが、急に出費が重なった場合には、とても頼りになる支払い方法です。地球温暖化で毎年夏は猛暑が続きますが、もし夏真っ盛りの時期にエアコンが故障し、急に大きな出費が必要となったらすぐに現金を用意するのも大変ですよね。
命を守るためにも、支払い方法を工夫して即購入したいものです。家電製品などの単価が高いものは、分割払いでの支払いが適しているかもしれません。
一方で、結婚式などのお祝いが重なった際はフォーマルウェアなど高価格の商品を購入したり、新生活がスタートするとなれば家具家電や日用品などをまとめて揃える必要が出てきます。
新生活をスタートする場合はホームセンターや家電量販店など、何店舗にもわたって買物する事態になります。このような場合には、買物1件ごとに手数料が発生する分割払いよりも、月々の支払い金額を設定できるリボ払いの方が、手数料に無駄が出ない可能性が高いでしょう。
「リボ払い」のメリット・デメリット
リボ払いを使うシーンのイメージが出来たところで、リボ払いのメリットとデメリットを整理してみましょう。
《リボ払いのメリット》
- 毎月の支払額が一定になるため、支払いに備えやすい
- 急に買物しなくてはならない場合も支払いできる
- 自分の都合が良いタイミングで、繰り上げ返済できる
1.毎月の支払額が一定になるために支払いに備えやすい
毎月の支払い金額がバラバラだと、思わぬ高額請求などで驚くことになってしまいますが、リボ払いで支払い額を一定にすることで、「支払い金額が○○円あるから、しっかり払えるように準備しよう」と予定を立てることができます。
2.急に買物しなくてはならない場合も支払いできる
急に買物しなくてはならない場合も一定額で支払いできるので、突然壊れたエアコンの買い換えなどの待ったなしの際に、簡単に設定できるリボ払いは安心できます。クレジットカードのありがたさがわかる瞬間です。
3.自分の都合が良いタイミングで、繰り上げ返済できる
自分の都合が良いタイミングで、繰り上げ返済できるメリットは、支払う手数料の削減ができることです。リボ払い分を繰り上げ返済するために家計をやりくりしたり、臨時収入があった際などに繰り上げ返済が自分のペースで実行できるのはとても便利です。
《リボ払いのデメリット》
- 手数料がかかること
- 一定金額しか払わないので使った実感がわかず、利用残高がかさみがちなこと
手数料がかかることのデメリットは、手数料が日割りで計算されるので、支払い期間が長引くと手数料がその分かかることです。
また、一定金額しか払わないので使った実感がわきにくく、リボ払い限度額に到達してクレジットカードが利用できなくなる恐れがあります。そのためリボ払いを設定したら、毎月時期を決めて利用状況をこまめに確認することを心がけましょう。
「分割払い」のメリット・デメリット
分割払いも、高額商品を購入する際などには便利な支払い方法の一つです。ここでは、分割払いのメリット・デメリットを考えてみましょう。
《分割払いのメリット》
- 高額商品の購入でも、翌月などの支払い時期に大きなお金を準備できなくても大丈夫
- 1回に支払う金額と手数料がわかるので、支払いに備えやすい
- 支払い期間を最初に決められる
1.高額商品の購入でも、翌月などの支払い時期に大きなお金を準備できなくても大丈夫
この点は分割払いの真骨頂ともいえます。高額家電や車、住宅などの高額な買物が普及したのも、分割払いのおかげかもしれません。
2.1回に支払う金額と手数料がわかるので、支払いに備えやすい
支払いに備えやすいメリットは、1回に支払う金額と手数料がわかるので最初の想定より手数料が増えることがなく、計画的に支払いを終えやすいところです。
3.支払い期間を最初に決められる
支払い期間を最初に決められるメリットは「この月までは支払いがあるから節約しよう」など、計画的に出費の管理ができることです。
《分割払いのデメリット》
- 買物代金の他に手数料がかかる
- 分割払いが利用できない店舗がある
買物代金の他に手数料がかかるデメリットは、支払い総額が一括払いの場合と比べると高くなってしまうことです。手数料は概ね年利12~15%が一般的です。
分割払いのデメリットは、いざ「分割払いで」とお願いした際に、そもそも分割払いに対応していない場合があることです。また、分割払いは、一般的に3回以上のお支払いです。「2回払い」は手数料がかかりませんが、受けてもらえない店舗もあります。
リボ払いの返済プランはどう考えればいいの?返済のコツ
手数料が大きくなりすぎないよう、自分に合った返済計画を立てよう
リボ払いは、返済の自由度が高いので、自分で返済プランを考える必要があります。例を挙げて、同じ商品の購入でも、支払い指定金額によって手数料が変わることを確認してみましょう。
例1)2万円の商品を購入した場合
月の支払金額を1万円に設定した場合と5,000円に設定した場合
例2)10万円の商品を購入した場合
月の支払金額を2万円に設定した場合と1万円に設定した場合
※dカードをご利用した場合(実質年率15.0%)
余裕ができたら一括返済を利用しよう!
前項のシミュレーションでも分かるとおり、リボ払いの支払い期間が長引くと、それだけ手数料が多くかかります。「今月はちょっと余裕ができたな」と思ったら、貯金に回す前に、一括返済を検討しましょう。
「せっかく節約したから貯金したい」という気持ちはよく分かります。でも、ここは冷静にリボ払い手数料と預金金利を比較してみましょう。リボ払いの手数料は年15%、2021年7月の銀行預金金利は多いところでも0.2%ほど。もしリボ払いしている分があれば、まずは一括返済がおトクです。
dカードなら状況に応じて3つのリボ払いが選べる!
急に出費が増えたときも安心!選べる3つのリボ払い
リボ払いの手数料など、イメージがわいてきましたでしょうか。もしdカードをお持ちの場合は、お買物の前に1か月の支払い金額を一定にする「こえたらリボ」、お買物の明細を見てからリボ払いに変更できる「あとからリボ」、お買物の際に店頭で「リボ払いで」と指定する「店頭でリボ」の3種類を用意しています。
急な出費はいつ起こるかわからないので、リボ払いなどの選択肢があるとわかるだけで安心材料が増えるかと思います。
仕組みを理解して賢く使いわけよう!
この記事では以下についてご説明しました。
「リボ払い」と「分割払い」の違い
<リボ払い>
- 毎月の支払額が一定になるため、支払いに備えやすい
- 急に買物しなくてはならない場合も支払いできる
- 自分の都合が良いタイミングで、繰り上げ返済できる
<分割払い>
- 高額商品の購入でも、翌月などの支払い時期に大きなお金を準備できなくても大丈夫
- 1回に支払う金額と手数料がわかるので、支払いに備えやすい
- 支払い期間を最初に決められる
- どちらの支払い方法が良いかは状況によって判断しよう!
- リボ払いの返済プランは手数料を意識して検討してみよう
- dカードなら状況に応じて3つのリボ払いが選べる!
dカードをご利用中の方は、下記のサイトからリボ払いのお支払いシミュレーションができますのでご活用ください。返済額で手数料が変わることが確認できます。
dカード|リボ払いお支払いシミュレーション
https://dcard.docomo.ne.jp/st/member_settings/revo/simulation/index.html
※2021年8月13日時点の情報です。
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dカードおよびdカード GOLDの入会&利用特典について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
dカード 入会特典
https://dcard.docomo.ne.jp/std/topics/af/regular.html
dカード GOLD 入会特典
https://dcard.docomo.ne.jp/std/topics/af/gold.html
マイナポイントの設定方法について詳しくは、以下の記事をご確認ください。
https://dcard.docomo.ne.jp/kakeisoudan/articles/jowb2475q8/
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