クレジットカードに設定された「有効期限」とは? 気になる更新手続きについて解説
クレジットカードにある“有効期限”。「どのような見方をしたらよいのかわからない」「そもそもなぜ有効期限があるのか」と、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、クレジットカードの有効期限の見方や設定されている理由、期限が迫ったときにすべきことなどについてご紹介します。また、新しいクレジットカードが届かない原因や届いたときにやるべきことについても解説しているので、ぜひご参考ください。
目次
クレジットカードに必ずある!「有効期限」とは
すべてのクレジットカードには、カードを利用できる期限である「有効期限」があります。主にクレジットカードの表面に明記されていますが、カード会社によっては裏面に記載されていることもあります。左から「有効月」「有効年」の順番で表記されており、有効年は西暦の下2桁です。仮に「07/22」「07-22」とある場合は、「2022年7月末日」が有効期限ということになります。
では、なぜクレジットカードには有効期限が設けられているのでしょうか。その理由は、主に3つあります。
1つ目は「カードの劣化を防ぐため」です。クレジットカードを長く使用すると、傷や汚れがついたり折れたりして劣化します。万が一、劣化によりIC接触部分や磁気部分に影響が出ると、クレジットカードを正常に使用できなくなります。こうした事態を避けるため、有効期限を設けて新品のカードと交換する仕組みを確立しているのです。
2つ目は「セキュリティ対策を強化するため」です。クレジットカードは、キャッシュレスで支払いができて便利なものの悪用される危険性もあります。「身に覚えのない請求が届いた」という事態を防ぐため、有効期限を設けて最新の防犯機能が備わったカードに切り替えるのです。これにより防犯対策を強化でき、犯罪に巻き込まれるリスクをさらに軽減することができます。
3つ目は「再審査を行うため」です。クレジットカードを発行する場合、必ず審査を受けます。申し込み当初は「経済状況に問題がない」と判断され審査を通過できても、年月が経つと状況が変わることもあります。そのため、再審査を行うタイミングとして有効期限が設けられているのです。
有効期限が迫ったらどうすべき?気になる疑問にお答え
クレジットカードの更新手続きはどう行うの?
繰り返しになりますが、有効期限を過ぎたクレジットカードは利用できません。同じカードを引き続き利用するには「更新」する必要があります。しかし、だからといって契約者が何か手続きを行うことはありません。クレジットカードは原則として「自動更新」ですので、有効期限の1ヶ月ほど前になると新しいカードが手元に届きます。
なお、「dカード」「dカード GOLD」の場合は、有効期限月の前月下旬から当月を目安に新しいカードを発送します。
有効期限が切れたら支払いはどうなるの?
新しいクレジットカードが手元に届けば、そのタイミングから新しいカードを使用することが可能です。ただし、前に使っていたカードと新しいカードでは「有効期限」と「セキュリティコード」の2つが変わっています。そのため、ネットショップをはじめとする各種サービスにクレジットカード情報を登録している場合は、新しいカードの情報に変更する必要があります。
ガス・電気などの公共料金やスマートフォンの通信料など、定期的にクレジットカード決済をしているサービスに関しては、カード情報を再登録する必要がないことも。なぜなら、カード会社によってはサービスを提供している会社に対して「更新されたカード情報」を自動的に共有することがあるためです。ただし、カード会社によって共有の有無は異なるので、連携状況をあらかじめ確認するようにしましょう。
新しいクレジットカードが届かない!その原因とは
「有効期限が迫っているのに新しいカードが届かない」という場合に考えられる原因は、主に2つあります。
まず、「住所変更の手続きを済ませていないこと」です。新しいクレジットカードの発送先は、カードに登録のある住所です。そのため、クレジットカードの契約後に引っ越しをしている場合は、新しいカードが届かないことがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、引っ越しをしたら必ず住所変更の手続きを行うようにしましょう。
新しいカードが届かない原因には、「再審査に通らなかった」ということも考えられます。長期間カードを利用しなかったり、支払いが何度も遅延していたりすると、再審査に通らないことがあるのです。あとになって後悔しないためにも、クレジットカードはこまめに計画的に利用するよう心がけましょう。
新しいクレジットカードが手元に!そのときにすべきこと
新しいクレジットカードが届いたときにすべきことは、主に3つあります。
契約内容を改めて確認する
新しいカードが届いたら、利用限度額やリボ払いに関する取り決めなど、細かな契約内容に間違いがないかを確認しましょう。契約内容は、主にクレジットカードが添付されている台紙に記載されています。くわえて、クレジットカードと台紙の情報と照らし合わせながら「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」「名前のローマ字表記」に誤りがないかも確認することが大切です。
署名欄にサインを記入する
クレジットカードが届いたら、裏面の署名欄にサインを記入しましょう。仮にサインを書かなかった場合、不正利用されやすくなるほか、盗難・紛失の補償対象外になる可能性があります。あんしん・安全にクレジットカードを利用するためにも、新しいカードが届いたタイミングでサインを記入するようにしましょう。
なお、サインはカナやアルファベット、イニシャルで書いても問題ありません。ただし、本人以外は書き慣れていない可能性が高く真似しづらいという点では、「漢字」が不正利用の防止にもっとも効果的といえます。そのため、どう表記しようか迷ったときは漢字を選ぶようにしましょう。
古いカードを正しく処分する
クレジットカードが届き次第、古いカードは処分しなければなりません。このとき、そのままの状態で捨ててしまうと、情報漏洩につながる危険性があります。そのため、古いクレジットカードは細かくカットして処分することが大切です。とくに、「セキュリティコード」「署名欄」「磁気ストライプ」「ICチップ」は念入りに切り刻みましょう。また、ひとつにまとめて捨てるのではなく、何回かに分けて処分すれば複製を防止することにつながります。
この記事のまとめ
有効期限は、すべてのクレジットカードに設けられているものです。期限が迫っても特別することはなく、自動更新で新しいカードが届く仕組みになっています。ただし、その後の支払いについては自らカード情報の再登録を行わなければならない場合も。そのため、何の作業(手続き)が必要なのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
「dカード」「dカード GOLD」も自動更新ですので、別途手続きを行う必要はありません。新しいカードの送付は、有効期限月の前月下旬から当月を目安に行っており、送付先は「登録いただいた住所」となっています。新しいクレジットカードは、届いたその日から利用することができるので、古いカードは上述した方法で処分してください。
今回ご紹介した内容をもとに有効期限について理解を深めて、よりあんしん・安全にクレジットカードを利用しましょう。
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