リボ払いは本当にメリットなし?仕組みをわかりやすく解説
急な出費で困った際に頼りになるのがリボ払いです。たとえば友人の結婚式に招待されたらお祝いだけでなく、男性ならフォーマルなスーツや靴が必要ですし、女性ならプラスしてバッグやアクセサリーも華やかなものにしたくなります。こういった急なまとまった出費の際に支払いをリボ払いにすれば、一定額の支払いで乗り切ることができます。とはいえ、手数料がかかるサービスなので仕組みなどを確認しておきましょう。
リボ払いについて詳しく知ろう!
そもそも、リボ払いってなに?
リボ払いはクレジットカードで利用できる支払い方法の1つです。リボ払いとは、リボルビング払いの略称で、毎月の「支払い額」を一定にして、手数料とともに返済していく支払い方法です。分割払いと似ていますが、分割払いは支払い「回数」をあらかじめ決める支払い方法です。
例えばdカードの場合は、3つのリボ払いを用意しています。事前に決めた支払い金額を超えたら超えた分だけリボ払いにする「こえたらリボ」、お買物後、明細額を確認してから変更できる「あとからリボ」、お買物の際に店頭で利用できる「店頭でリボ」があります。自分の支払い計画に合わせて支払い方法を選びましょう。
リボ払いの支払いイメージがつかみやすいように、「こえたらリボ」を利用した場合の例を確認してみましょう。
《支払い額の例:「こえたらリボ」を月1万円に設定していた場合》
5月16日から6月15日の間に結婚式用のハンドバッグをdカードで購入したAさん。代金は3万円でした。
※ご利用代金は毎月15日締め切りで翌月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)のお支払い
【お支払い1回目】
こえたらリボを1万円に設定していたので、初回の指定支払い金額1万円に対して7月のクレジットカード請求額(7月10日)は1万円で、手数料はつきません。支払い残高は2万円です。
【お支払い2回目】
2回目のお支払いは、8月10日です。この時、指定支払い額は変わらず1万円ですが、手数料が349円ついてお支払い金額は10,349円になりました。残り、支払いが必要な残高は1万円です。
【お支払い3回目】
3回目のお支払いは、9月10日です。指定支払い額は変わらず1万円で、手数料が235円なので、お支払い金額は10,235円で、お支払い残高はなくなりました。
手数料は、お支払い残高にショッピングリボの場合の実質年率(15%)をかけて、日割り計算します。計算式は、以下の通りです。
6月16日~7月15日分(お支払い2回目の手数料)
30,000円×15.0%×15日/365日+30,000円×15.0%×10日/365日+20,000円×15.0%×5日/365日=349円
7月16日~8月15日分(お支払い3回目の手数料)
20,000円×15.0%×16日/365日+20,000円×15.0%×10日/365日+10,000円×15.0%×5日/365日=235円
「リボ払いって手数料がいくらかかるのかわからなくて少しこわい」と思っている方も、実際に計算してあらかじめ手数料額がわかると計画的に使えて安心できます。本当に困った際に手数料分の負担で乗り切れるなら、頼りになるサービスと言えるでしょう。
リボ払いのメリット
急な出費が発生した際に支払い金額を均一化できるのはリボ払いのメリットです。結婚式も同じ時期に重なる場合もありますし、家電製品も引越しなどで一度にまとめて購入していると、故障する時期も同時期になりがちです。冷蔵庫と洗濯機が同時に壊れたりしたら、一度の出費がかなり大きくなってしまいます。こういった予想外の出来事にリボ払いが頼りになります。
また、dカードなら「こえたらリボ」をご利用の際に、リボ払い手数料が発生した月のご利用代金に対して、dカードのご利用代金1,000円(税込)ごとに、もれなく5ポイントプレゼントします。通常100円(税込)ごとに1ポイントたまる分に加えてポイントが進呈されるので、嬉しい追加ポイントです。
「こえたらリボ」について詳しくはこちら
https://dcard.docomo.ne.jp/st/service_payment/revo/how/overrevo.html
分割払いとは何が違うの?
分割払いは、買物代金を指定した分割回数で支払っていく方法です。毎回の支払い金額は同額で、分割払い手数料も均等に割りふり、毎回同額を支払う設定です。利用代金100円あたりの分割払い手数料の額(円)は、支払い回数によってカード会社が決定しています。dカードでの例を挙げて、リボ払いと比べてみましょう。
《5万円の買物で5回の分割払い(店頭で分割)の場合》
分割払い手数料:50,000円÷100円×3.35=1,675円
お支払い総額:50,000円+1,675円=51,675円
月々のお支払金額:51,675円÷5回=10,335円
※実質年率13.25%、利用代金100円あたりの分割払手数料の額3.35円
※分割支払額は1円単位とし、端数が出た場合は初回に算入します。
※分割払い手数料は支払い回数によって異なり、一律ではありません。
dカード | 店頭で分割
https://dcard.docomo.ne.jp/st/service_payment/split_pay/how/storeinstallment.html
《5万円の買物で毎月1万円の指定金額のリボ払い(こえたらリボ)の場合》
リボ払い手数料の合計:約1,233円
お支払い総額:50,000円+1,233円=約51,233円
月々のお支払金額:10,000円~10,493円
※実質年率15.0%
リボ払い手数料計算表
※手数料はお支払い残高に実質年率(15.0%)をかけて日割り計算(1か月を30日で計算)
分割払いの回数や金額によっては、リボ払いの方が手数料が安くなる場合もあるようです。家電製品などの高額な支払いなどの際には、一度シミュレーションして比べてみても良いかもしれません。
dカードをご利用の方は下記サイトからリボ払いのシミュレーションがご利用いただけます。
dカード|リボ払いお支払いシミュレーション
https://dcard.docomo.ne.jp/st/member_settings/revo/simulation/index.html
どんな時に使うのがおすすめ?
お祝い事やパーティーが重なった!予定外の出費が重なってしまった時
1年のうちには、お祝い事やパーティーが重なるシーズンがあります。クリスマスやお正月などは、たった1週間のうちに2つも大きなイベントがあります。急な出費に悩まされることもあるのではないでしょうか。
そんな際には、リボ払いを利用して非常事態を乗り切ることができます。店頭で会計をした際は「大丈夫、1回で払える」と思っていても、その後追加の出費が重なったら、「あとからリボ」などを利用して、支払い額の調整ができます。
「こえたらリボ」を使えば、毎月のお支払い額は一定になるので、少し使いすぎてしまった月も安心して乗り越えることができます。ただし、利用状況はこまめに確認を行うようにしましょう。
リボ払いを賢く使うには?
使用上の注意点
リボ払いの件数が何件にもなると、実際の利用残高があやふやになりがちです。また、手数料も気になります。「手数料の計算方法がイマイチよく分からないな…」という場合には、お手持ちのクレジットカードのWebサイトで、リボ払いのお支払いシミュレーションを試してみてはいかがでしょうか。
リボ払いの支払い計算式は複雑なものなので、カードのサイトで準備されているシミュレーションで計算できると安心ですね。
シミュレーションで確認できる項目は、各社おおむね以下の通りです。
- お支払い回数
- お支払い完了月
- お支払い額合計
- 毎月のお支払い明細
dカードの場合は、あとからリボ/店頭でリボの場合と、こえたらリボの場合でそれぞれ確認ができます。また、リボ払い新規ご利用分と、追加ご利用分のお支払いシミュレーションがそれぞれあり、シミュレーションでご利用できる金額と実際のご利用可能金額は異なる場合がありますのでご注意ください。
リボ払いの手数料をちょっとでも減らしたい!
リボ払いの手数料は、減らすことができる可能性があります。通常の支払い額を増額して支払日に上乗せしたり、振り込みやATMで繰り上げて支払うことができる場合があります。早めに返済することで、手数料を減らすことができます。
「臨時収入が入った!」などの場合には、リボ払い残高を繰り上げて支払うことを検討してみましょう。
よくあるQ&A
利用限度額を超えるとどうなるの?
リボ払いの利用限度額は、クレジットカードを作った際に決められています。また、限度額を超えてしまうと、自動的に一括払いとなることがクレジットカードの会員規約などで定められている場合が多いので、リボ払いの利用限度額はこまめにチェックしたいものです。
リボ払いの利用限度額を超えてしまうと、クレジットカードが使えなくなる可能性もありますので、利用可能枠内の利用を意識しましょう。
リボ払いはどうやって申込めばいいの?
Webか電話どちらでもOK!
リボ払いは概ねWebでも、電話でも申込めるようクレジットカード会社が準備しています。例えば、dカードでは下記のサイトから「こえたらリボ」「あとからリボ」を選んでリボ払いのお申込みができます。
dカード | リボ払い
https://dcard.docomo.ne.jp/st/service_payment/revo/index.html
ただし、受付の体制はクレジットカード会社ごとに異なる可能性があります。dカード以外のクレジットカードをご利用の場合は、ご利用中のカードのサイトや、会員規約などであらかじめ確認しておくことをおススメします。
リボ払いは使い方次第であなたの救世主に!
この記事では、以下の内容について詳しくご説明いたしました。
- リボ払いは月々の返済額を決められる支払い方法のこと
- 分割払いは支払い回数を固定でき、リボ払いは月々の支払い金額の上限を決められる。
- リボ払いはWebでも、電話でも申込める
- dカードなら、「リボ払いお支払いシミュレーション」を活用して賢く返済しよう
リボ払いというと、「手数料が高いのでしょう?」というイメージを持たれがちですが、支払い回数の設定によっては、分割払いより有利なお支払い方法になります。いざという時に必要な買物ができ、返済では繰り上げて支払うなどの工夫もできるので、計画的に利用しましょう。
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