2021年12月09日

dカードのセキュリティサービス「3Dセキュア」って何?

新しいキャッシュレス決済サービスが次々に登場したり、クレジットカードの不正使用事件がたびたび発生したりというなかで、「自分がつかっている決済サービスは本当に安全なのだろうか?」と不安になっている方がいるかもしれません。 キャッシュレス決済やクレジットカードサービスを提供している会社では、セキュリティ強化を図るための対策を日々練っており、新たなセキュリティサービスが提供されているのです。 そのなかで、ユーザーサイドの手間がさほどかからず、安全性が高いセキュリティサービスとして注目を集めているのがこの記事でご紹介する「3Dセキュア」の技術です。 これはdカードでも、つかっている方があんしんしてお買物を楽しむための機能として採用されています。 この記事では、dカードを安全に守る「3Dセキュア」について解説しています。「3Dセキュア」対応のクレジットカードがあんしんしてつかえる理由や、dカードで「3Dセキュア」を設定するための手順などについてもお伝えしていきます。

あんしんできるのはなぜ?3Dセキュア対応のクレジットカード

クレジットカードのセキュリティサービスといってすぐに思い浮かぶのは、「セキュリティコード」かもしれません。これは、クレジットカードを利用して決済する際、カード裏面に印字されている3桁もしくは4桁の数字を入力し、本人認証を行うというものです。

一方で「3Dセキュア」は、クレジットカード会員本人が事前に登録したパスワードを決済時に入力し、本人認証を行うセキュリティサービスです。dカードにおいては事前に登録したパスワードではなく、都度発行されるワンタイムパスワードを利用して認証を行う仕組みとなっています。

「3Dセキュア」がセキュリティコードと異なるのは、パスワードが登録者本人にしかわからないという点。たとえクレジットカードを盗まれたとしても第三者による不正使用を最大限防げるといえます。

ここでは、「3Dセキュア」の本人確認の手順や安全性を担保するための方法、「なりすまし」を防止するための取り組みについてわかりやすく解説します。「dカードは「3Dセキュア」を採用しているからあんしんしてつかえる」という理由を紐解いていきましょう。

3Dセキュアとは3つのドメインが協調して行う本人確認

「3Dセキュア」の「3D」は、「3つのドメイン(Domain:領域)」を意味しています。ここで3つのドメインと呼ばれているのは、以下の3社です。

  • 加盟店契約会社
  • カード発行会社
  • 国際ブランド:カードの決済システムを提供


「3Dセキュア」ではそれぞれが互いに連携して適切な本人認証を実現し、安全性を確保する仕組みをとっています。

クレジットカードのユーザーが利用料金を払う際に、認証を行う先はカードの決済システムを提供している国際ブランドです。クレジットカードの加盟店は認証に介在しないため、認証情報なども提供されません。

クレジットカードの利用があった場合、カードユーザーの閲覧している決済画面において、カードの決済システムを提供している国際ブランドへと問い合わせ、ここでリスクが低いと判断された場合は、通常の取引に移ります。

もしリスクが高く安全に取引できない可能性があると判断された場合、「チャレンジ認証」としてワンタイムパスワードや追加認証など国際ブランドが設定した方法に則って改めて認証が行われるか、もしくは取引自体が中止されます。

この際のやりとりは、国際ブランドのドメインとACSという3Dセキュアのシステム間で行われており、加盟店は関係しません。「3Dセキュア」の特徴は、同一ドメイン間でそれぞれがもつ取引情報・不正取引情報を加味したうえで、独自に本人認証を完結させるという点です。このやりとりが従来のセキュリティサービスにはない「3Dセキュア」の特徴です。

従来の約10倍の項目を利用して安全性を担保

「3Dセキュア」において、ドメイン間で認証を要求する際のやり取りはコンピュータ間で送受信される文章のまとまりである「電文」を活用しています。

電文は各桁ごとにどんな情報を記載するのかが決まっていて、一見すると数字とアルファベットが並ぶ暗号のようなものです。この項目数は、約20年前にこのセキュリティサービスが登場した時点と比較すると約10倍に増加。項目数を増やすことで、認証に必要な要素を増やし、リスクに関する判断をより確実なものにしてその安全性を高めているのです。

多くの項目を設けて認証することで、決済画面におけるユーザーの操作を必要とする「チャレンジ認証」の発生確率が下がり、ユーザーのストレスを軽減することにもつながっています。

「3Dセキュア」は、約10倍の項目を利用することで精度の高い認証を実現しているにもかかわらず、決済にかかる時間は約85%(注1)削減されています。全体の取引の約95%(注2)で追加認証を必要としないまま通常取引への移行が実現できていることからも高い安全性を担保しつつ、ユーザーの利便性を高めているセキュリティサービスだといえますね。

注1、2:3-D Secure 2.0│Visa

https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/security/3-d-secure.html

パスワードの登録で「なりすまし」を防止

不正に入手したクレジットカード番号をつかった第三者が、カードユーザーとしてクレジットカードを不正使用することを「なりすまし」と呼びます。もともと「3Dセキュア」が生まれたきっかけは、「なりすまし」を防止するためでした。

「3Dセキュア」に対応したクレジットカードをユーザーが利用する場合は、一般的には事前にパスワードを登録する必要があります。クレジットカードで決済をする場合は、事前に登録したパスワードが要求されるため、パスワードを知らない第三者からすると不正使用のハードルが上がります。

この仕組みは、万一クレジットカードが盗難にあった場合などに役立ちます。「3Dセキュア」のパスワードは自分で管理しているため、もし「危ない」と感じた場合はその時点でパスワードを変更して利用が停止できます。

一方「セキュリティコード」のみに対応したクレジットカードの場合は、クレジットカード会社に連絡して利用を停止する手続きを終えるまでは不正使用を防止する手立てがありません。

つまり「3Dセキュア」に対応したクレジットカードをつかう場合には、「カードを持っている」「「3Dセキュア」用に設定したパスワードを知っている」という両方の条件を満たさなければ、本人認証が行われません。このように強固なセキュリティがかかっているため不正使用の防止に役立つのです。

クレジットカード4大ブランドが採用しているあんしん感

「3Dセキュア」は、もともとVISAの提供する決済サービス用に開発されたセキュリティサービスでした。しかし現在では、VISA・Mastercard・JCB・American Expressという4大ブランドで、名称は異なるものの同じシステムが採用されています。

これは、この4大ブランドが「3Dセキュア」の安全性の高さを認めたということ。ユーザーの安全性を守るために日々その技術を磨き、進歩し続けているブランドが採用しているという事実があんしん感につながっています。

3Dセキュアの設定・利用は簡単!つかいかたを確認しよう

安全に、かつあんしんしてdカードをつかいたいという方は、まず「3Dセキュア」を設定する必要があります。ここでは、dカードユーザーの方に向けて「3Dセキュア」の設定方法や使用方法を解説していきます。

dカードでは、スマートフォンの専用アプリから発行される、もしくはSMSで届く「ワンタイムパスワード」を利用した本人認証サービス(3Dセキュア)を採用しています。

パスワードとパーソナルメッセージを決めればいいだけの簡単設定

「3Dセキュア」の登録・設定ができるのは、dカードの会員サイトです。登録に際しての手順は以下の通りです。

  1. dカードの会員サイトへログイン
  2. メニューの「会員ページ」の項目から「設定お手続き」を選択
  3. セキュリティの項目から「インターネットショッピング本人認証サービス(3Dセキュア)」を選択
  4. お使いのdカードのクレジットカード番号を確認し、「クレジットカード番号が『4980』『5302』『5334』のいずれかから始まる方」か「クレジットカード番号が『4363』『5344』『5365』のいずれかから始まる方」のいずれかを選択
  5. 表示される「3Dセキュア ワンタイムパスワード ご登録方法」の項目にある手順で手続きをする


手順については、こちらの記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。

インターネットショッピング本人認証サービス(3Dセキュア) | dカード

https://dcard.docomo.ne.jp/st/member_settings/security/authshopping/index.html

dカードの発行ブランドはVISAもしくはMastercardですが、それぞれで「3Dセキュア」の名称が異なり、VISAブランドの場合は「Visa Secure」、MasterCardブランドの場合は「Mastercard SecureCode」に登録することになります。

入力内容がいつもよりひとつ増えるだけ!

安全性がこれほど高まれば、ネットのお買物の決済には手間がかかると考えがちですが、お買物での手順としては入力内容が従来よりひとつ増えるだけ。たいていの場合は、パスワードを入力するだけで問題ありません。ひと手間増えるのは確かですが、このひと手間が、不正使用やなりすましを防止するための壁となってくれるのです。

3Dセキュア対応サイトでのあんしん利用

お買物の安全性を担保するうえで有効な「3Dセキュア」ですが、すべてのサイトに採用されているというわけではありません。それだけに、「3Dセキュア」を採用しているということ自体が、ネット上でのお買物を安全かつあんしんなものにするというサイト側の意識の高さとも読み取れるのです。

今後、キャッシュレス化が進むことで、小さな隙をついた犯罪がますます増えていく可能性も否定できません。だからこそ、よりあんしんかつ安全なサイトを選び、クレジットカードには3Dセキュアを適切に設定してより安全にお買い物を楽しみましょう。

3Dセキュア対応のクレジットカード!dカードをおすすめするワケ

よりあんしんかつ安全なお買物を楽しみたいという方にdカードをおすすめする理由は、「3Dセキュア」を採用していることだけではありません。ここでは、キャッシュレス決済における不正使用を防ぐためのdカードのそのほかの取り組みについて見ていきましょう。

3Dセキュアだけじゃない!ユーザーを守る不正使用検知システム

dカードには、ユーザーを守るための不正使用検知システムが導入されています。これは、不正使用のパターンを活用し、リスクが高いと判断される取引を検知するためのもの。このシステムサービスを利用して24時間体制でチェックを行い、不正使用と判断される取引を保留しています。

d払いのあんしんの回線認証

ドコモユーザーの方がd払いをつかう場合も、その安全性を担保するための回線認証が行われています。Wi-Fiに繋いだ状態ではd払いの初期設定やお支払い方法の変更が行えず、ドコモの回線に繋ぎなおす必要があります。dカードをd払いの支払い方法に設定したいときにもあんしんですね。

さらに、d払いにおいてクレジットカード払いを利用する場合はdカードのように「3Dセキュア」が設定されたカードでなければ設定できません。このようにd払いではさまざまな工夫を行い、安全を確保しているのです。

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dカードは3Dセキュア対応で、インターネットショッピングでもあんしん!

ここでは、dカードに採用されているセキュリティサービス「3Dセキュア」の仕組みと、dカードの安全性の高さについて解説してきました。

「3Dセキュア」はクレジットカードの本人認証を行い、「なりすまし」などの不正使用を抑制できるセキュリティサービスです。4大国際ブランドがこのセキュリティサービスを採用しており、このセキュリティサービスを導入しているネットのお店もどんどん増加しつつあります。

「キャッシュレス決済は便利だけれど不正アクセスが心配」という場合には、「3Dセキュア」を採用しているdカードの利用を検討してはいかがでしょうか。ポイント還元などのサービスだけでなく、安全につかえるかどうかにも着目してクレジットカードを選びましょう。

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