プラチナカードって何?年会費やメリット、限度額を解説
クレジットカードにはさまざまなランクがあります。そのなかでも、ステータスの高さで知られているのがプラチナカードです。プラチナカードを保有していると、どのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、プラチナカードのメリットなどについて詳しく解説していきます。
知っておきたい!プラチナカードとはどんなカード?
プラチナカードは、一般カードやゴールドカードよりもステータスが高く、付帯サービスが充実しているクレジットカードです。「プラチナはゴールドよりも希少性や価値が高い」というところから、ランクが高いクレジットカードの名称として多くのカード会社が使用しています。
プラチナカードが一般カード・ゴールドカードと違う点は、主に次のとおりです。
- 付帯特典や保険が充実している
- ポイント還元率アップ
- 飲食店や宿泊施設などのワンランク上の優待サービス(ホテルの宿泊無料優待が受けられる場合もある)
- 利用限度額が高い、など
特典やサービスの内容はプラチナカードの発行会社ごとに異なりますが、基本的には「付帯特典やサービスの質が高いカード」と覚えておくといいでしょう。
なお、プラチナカードよりもランクが高い「ブラックカード」が設定されているカード会社もあります。逆に、最高ランクをゴールドカードとして、プラチナカードを設定していないカード会社もあります。プラチナカードを所有したいという方は、各社のカードランクを事前に確認しておきましょう。
プラチナカードを保有するメリット
プラチナカードには、一般カードやゴールドカードでは得られないメリットがあります。ここでは、メリットの一例をご紹介します。
世界各国の空港ラウンジを利用できる
多くのプラチナカードに付帯しているサービスが、世界各地の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」です。主要空港の空港ラウンジでは、出発前にゆったり過ごせるように、さまざまなサービスを用意しています。
サービスの一例を見てみましょう。
- 無線LAN
- コイン式パソコン
- ドリンクサービス
- 軽食サービス
- シャワー
- 新聞や雑誌の閲覧
- マッサージ機、など
なかには有料のサービスもありますが、限られた乗客だけが使えるラウンジでワンランク上の時間を過ごせるのは大きな魅力です。
ご参考までに、プライオリティ・パスをプラチナカードの付帯サービスとしてではなく通常購入する場合の費用は、会員ランク別に以下のように設定されています。
プレステージ会員ランクのプライオリティ・パスが付帯しているプラチナカードを持っていれば、プライオリティ・パスの年会費を支払う必要がありません。会員カードを提示するだけで空港ラウンジを何度でも無料で利用することができます。海外出張や旅行など飛行機での移動が多いという方なら、プラチナカードを所有する価値は十分にあるでしょう。
質の高いコンシェルジュサービスがある
コンシェルジュサービスも、多くのプラチナカードに付帯しています。利用金額は年会費に含まれているので、基本的にはすべてのサービスが無料です。なお、ほとんどのコンシェルジュサービスは24時間365日対応してくれます。
サービスの一例を見てみましょう。
- 宿泊施設や飲食店の予約
- 航空機や新幹線のチケット予約
- 演劇などのチケット手配
- 贈答品の相談や手配
- 旅行プランに関する相談、など
航空券の手配からホテルの予約までをすべて任せられるため、旅行や出張の準備をする手間が大幅に省けます。
なお、飲食店の特別席や宿泊施設の部屋、演劇のチケットなどがプラチナカード会員用に確保されているケースもあるので、公表されている予約状況で完売になっていても、コンシェルジュに依頼すると予約できることがあります。宿泊施設を利用する機会が多い方や、演劇が好きな方にはうれしいサービスですね。
ワンランク上の特典が付帯している
ほとんどのプラチナカードには、一般カードやゴールドカードよりも充実した特典が付帯しています。プラチナカードに付帯している特典の例は下記のとおりです。
- ポイント還元率アップ
- 高級レストランの特別席を確保
- 2人で飲食店を利用すると、1人分のコース料金が無料に
- 宿泊施設の客室を無料アップグレード
- 提携先の宿泊施設が優待価格や無料優待で利用可能、など
特別感を演出できるサービスが多いので、大切な接待から記念日のお祝いまで、ビジネス・プライベートを問わず利用できます。
付帯保険も充実している
プラチナカードには、補償内容が手厚い国内外の旅行傷害保険が付帯しています。一般カードのなかには旅行傷害保険が付帯していないタイプもあるので、旅行や出張が多い方は、補償内容重視でプラチナカードを選択してみてもいいでしょう。
傷害治療費用や疾病治療費用の補償額も比較的高めです。海外では軽いケガや病気でも医療費が高額になるケースが多いので、プラチナカードが1枚あるとあんしんできます。また、プラチナカードは、カードで購入した商品の破損や盗難を補償してくれる「ショッピング保険」の補償額も高い傾向にあります。
なお、クレジットカードに付帯している保険には「自動付帯」と「利用付帯」があるので、それぞれの違いを覚えておきましょう。
- 自動付帯:カードを所有しているだけで保険が適用される
- 利用付帯:航空券やツアーなどの代金をカードで支払った場合に限り適用される
プラチナカードの付帯保険は自動付帯も少なくありませんが、一般のカードに付帯している旅行傷害保険は利用付帯になっていることも多いため、このような補償条件の違いも、プラチナカードのメリットとなっています。
プラチナカードのデメリット
メリットの多いプラチナカードですが、年会費が高いことをデメリットと考える方も多いでしょう。
一般カードやゴールドカードに比べると、プラチナカードは年会費が高額です。ただし、年会費はカード会社によっても大きく異なります。年会費が10万円を超えるプラチナカードもありますが、2~5万円前後のプラチナカードも珍しくありません。
基本的に「付帯サービスの充実度と年会費は比例する」とも言えます。そのため、プラチナカードを選ぶ際には、年会費だけではなく、サービスの内容も比較しながら検討することが大切です。
プラチナカードはどんな人が持てる?
プラチナカードを持ちたいと考えている方のなかには、入会にあたってクリアしなければならない条件が気になるという方も多いでしょう。プラチナカードの発行に必要な条件の一例として、ここでは年齢や収入などにおいて考えられる条件や、招待を受けられる場合についてご紹介します。
基本的に社会人なら申込み可能
ほとんどのプラチナカードは、社会人なら誰でも申込むことができます。ただし、一般カードやゴールドカードに比べると、入会条件の年齢が若干高く設定されているケースも多いのがプラチナカードの特徴です。20歳から申込めるプラチナカードもありますが、「25歳以上」や「30歳以上」に限られているプラチナカードもあります。
プラチナカードの入会に年収は関係ある?
プラチナカードの入会と年収の関連性はカード会社によって異なりますが、どのカードも「継続した安定収入がある人」という条件は共通していると考えましょう。ただし、現在の年収が高くて収入が安定していても、過去に支払い遅延などの履歴があるとプラチナカードの入会は難しい場合があるかもしれません。
入会審査の基準はカード会社によって違います。申込者の年収や属性を厳しくチェックするカードがある一方で、一般的な年収や属性で発行できるカードもあるようです。しかしいずれの場合も、支払い遅延などの問題がないことを重視する可能性が高いため、ゴールドカードなどの利用実績を積み上げておくこともポイントになります。
招待制のカードは「インビテーション」で申込み可能な場合も
前述のように、ゴールドカードを利用しながら良好な実績(クレジットヒストリー)を積み上げることで、カード会社からプラチナカードへのインビテーション(招待状)が届く場合があります。招待制のプラチナカードは、このインビテーションがなければ入会の申込みができないことがほとんどです。
ゴールドカードを利用して良好なクレジットヒストリー(クレヒス)を維持するためには、以下の3つのポイントに留意しましょう。
- 支払い延滞を起こさない
- 利用回数を増やす
- 長期的に利用する
毎月のゴールドカードの利用を増やすことで返済能力が安定しているとみなされ、プラチナカードのインビテーションを受けられる可能性も高まります。プラチナカードに入会するための方法の1つとして覚えておいてくださいね。
プラチナカードは付帯サービスが充実
記事のポイントをまとめてみます。
- プラチナカードは、一般カードやゴールドカードよりもステータスの高いクレジットカード
- 一般カードやゴールドカードでは得られないメリットがある(サービスや利用限度額の設定など)
- 付帯している特典や保険の内容も充実
- プラチナカードを作成できる条件や年収はカード会社によって異なる
プラチナカードの年会費は付帯しているサービスの質と比例している場合が多いので、高額な年会費を支払ってまで使いたいサービスが少ないという方は、ゴールドカードと比較検討してみてもいいでしょう。
※2021年8月16日時点の情報です。
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